2010年1月26日火曜日

夜な夜なよ~な、よぉ~なぁ~♪ (ドナドナのメロで)


23、24日は山口宇部へ。2月14日の演劇の稽古の為。先に送っておいた主題歌、思いのほか皆さんがガッツリと歌えてたので安心。後は色々な歌のバランスを考えて、なんとかエンディングで盛り上がりたい。なんとかして「良いもの」になるように…
 
 『俺たちの祭り』と題された今回のお芝居は、地元にオリジナルの祭りを立ち上げようとする青年のお話。その中に様々なテーマが織り込まれていて、なかなかの脚本。そして今回は「復活おやじバンド」のドラマー役として僕も演じることにもなってしまっている(冷汗)。いくつか台詞はあるし、なんとこれまた初の試みで、終盤に近い場面では「復活おやじバンド」の「生」演奏があるのだ!さぁ、ドラムの練習もしなきゃ(笑)。

 稽古はお昼の13時から夜22時くらいまで。場面場面の稽古をやりつつ、別部屋では小道具や美術の準備をみなさん総動員で協力してやっている。エネルギーあるなぁ。そんな皆さんと接することができて僕も嬉しい。いい影響を受ける。5,60人に及ぶ出演者なのだけど、元劇団四季の方や元宝塚歌劇団の方、東京でお芝居されていた方など、素晴らしい人材が散りばまっている。お坊さんもいれば看板屋さんも、学生もいれば子供達まで出演。介護、病、経営、受験、仕事etc.それぞれが様々なものを背負いながらも演劇に集中している。各々のコンテキストがぶつかりあって重なり合って一つの舞台をつくろうとしている。準備段階から、もうなんか静かな感動があるんだよなぁ。

 2年前からこの「演劇で宇部を元気にする会」に携わらせてもらっている。それこそ2年前は僕自身の物語が舞台だったので(「僕んちは教会だった」の舞台版)、想いのベクトルが違ったけれど、毎回思うのはやっぱり演劇は総合芸術で、「一回性」の美学ということ。音楽・美術・演技・演出、、、ものすごく準備してパッと本番は終わる。音楽の場合CDっていう手があるけど、舞台はDVDではその要素の半分も残らないような気がする。あの本番の空気感。コンサートにも似ているけど、やっぱり違うな。

 写真は、とりあえずの初通し稽古をやったあとの反省会&打ち合わせ。東京からの演出家・舞台音楽家・舞台美術家・歌の先生たちが喧々諤々。終わらない終わらない。話が夜更けまで…。でもこれが「作り上げていく」作業。大変だけどますます本番が楽しみになってきて、緊張感も増してきた。

 今回書き下ろした歌はその名も『俺たちの祭り』。2年前からのこの出会いによって出来た曲といったイメージ。いわゆる、携わった2つの舞台と今回の交わりの経験を歌にしたようなもの。ご無理でない方はぜひ2月14日足を運んでほしい!舞台は素晴らしいものになるでしょう。ついでの僕のチャレンジも冷やかしでチョロッと一見くだされ(笑)。

 写真右手前には串間保さん。2年前は犬の「総理」役、去年は幻の鳥の役、今年はハナッコリー(野菜)役。
「ついに野菜ですよぉ」
3つとも台詞がないのに、舞台には欠かせない存在感。さすがだよなぁ。うまい具合に舞台をリードして下さっている。やっぱりなかなか演劇論は熱い(そういえば串間さん宮崎出身だ。タメゴローと同郷)。結局、途中で酔いつぶれた僕を朝起こしてくれたのは串間さんだ(^_^;)すません。

 来週も「バンド練習」のためだけに宇部へ。それも日帰り。うまくいけばいいなぁー!!

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