2008年12月22日月曜日

初てぶくろ


今シーズン初めて手袋を使用。写真は長野松本での生放送からの帰り。生放送ラスト2時間に付き合ってくれる宮川真衣ちゃんお手製の「塩イカ」と「煮イカ」と手袋な写真。「塩イカ」は初めて。なるほど美味しい。つまみにも最高かも~!
 想像以上に暖かかったり急に寒くなったりとめまぐるしい。松本の夕方は雪が舞い散っていたし…。皆さん、体調管理には注意して下さいまし。まだ数日はクリスマス関係の教会仕事が忙しい日々ですけれど、つつがなくできればいいなと思う次第。
 掲示板のそれぞれを見て、真摯な皆さんのお気持ちに感謝。どうぞよろしくです。ありがとう。

2008年12月12日金曜日

ありがとうございました


先日、70年代音楽業界の重鎮であるJさんがお亡くなりになって、そのお別れ会に赴いた。僕もデビューの前から色々とお世話になっていて、それこそデビューしてからの5、6年は本当にあれやこれやと応援してくれていた。
「陣ちゃん、仕上がった音を聴いたけどいいねぇ~。いけるよぉ。」
いつも顔を合わすたびに、こんな一介の新人アーティストをつかまえてはそんな風にしっかりと褒めてくれてた。
「陣ちゃん、Jさんがとっても気にしてたよ。会いたいなって。」
会えない時期も、お忙しい身なのに時々伝言を届けてくれる。
「ちょっと紹介したいんだよぉ」
そんな風に大先輩アーティストや業界で面白いことをやっている人なんかに会わせてくれたりすることもあった。大きな体だったけれどとにかくフットワーク軽い印象だった。そのJさんが闘病されていたのは耳にしていたけれど…天に召されてしまった。61歳。まだお若い。
 
 お別れ会は晴天に恵まれた。それこそ沢山の大先輩アーティストやミュージシャン、スタジオ系、出版系、レーベル系、プロダクション系と本当に大勢の方々。僕もあちこちで色々な再会があった。会では歌を歌ったり、思い出を語ったりと後半になればなるほど和んでいく。友人の方々の口からでる想い出は、時々僕の小さな思い出とも重なる。本当に優しい人だったのである。実に「人と人」を善意でつなげてくれる人だったのである。目立つ肩書・立場とかではなく、こういう人を「偉い人」というのだ。
 最近は、自分自身があの頃のJさんのように若いアーティスト達と接する立場になることがある。なかなか素敵な奴らは多い。ふと気付くと、あの頃Jさんに自分が言われて随分と支えられた言葉なんかが口を突いて出ていたりする。
「若いシンガーに思わずあんな言い方したけれど、あれってかつてJさんに言われてた言葉だなぁ・・・」
あまり人には言わなかったけれど僕の中ではやっぱり随分と救われていた言葉だったのだ。
 
 会の終わりはJさんがかつて歌っていた時の音源で締めくくられた。初めて聴かせていただいたけど、それは想像以上に存在感のある曲で現代では考えられない真摯なメッセージ。日本のポップスシーンのパイオニア世代のブレイクスルーな凄さを目の当たりにした。様々なことを想い出しながら、また考えさせられながら、葬儀場をあとにした。Jさん、ありがとうございました。

2008年12月4日木曜日

アドヴェント


教会暦的には30日の日曜日からがクリスマスを待ち望むアドヴェントという季節になる。つまり、今年のクリスマス礼拝は21日。

 アドヴェントスタートの日曜日は川崎の宿河原教会での午前中礼拝&午後コンサート。小じんまりとした教会がギュウギュウに…。たくさんの方々の来場に感謝。
「渋谷公会堂、中野サンプラザ、日比谷野音、私、陣さんのライブほとんど全部いってます。ファンクラブにも入ってましたぁ~。偶然今日のことを知って駆けつけましたー!」
そう言って再会に感激してくれる人から、初めてながらも喜んでくれる方々まで。これだから手が届くくらいのコンサート会場ってなかなかオツなもの。主催の方々も喜んで下さって、胸をなでおろす。

 月曜はまた長野松本で生放送。ポカポカ陽気で気持ち良い。日が暮れ始めると、三日月と木星・金星の「天体にこにこマーク天体ショー」が一番の話題。雲ひとつない夕刻にばっちりと浮かび上がった夜空の笑顔。いいもの見れた。

 6日は女子聖学院のクリスマスコンサート。7日は東大和市の市民クリスマスコンサート。また豊かな出会いや再会があればと願うばかりなり…。

 凍えた体にクリームシチュー。