2007年8月30日木曜日

月食


この春に卒業した学校の卒業生研修旅行というものに参加した。月曜日からの2泊3日、場所は函館。色々と学ぶことが沢山あって充実した時間だった。

宿泊したホテルは海に面していて、露天風呂も浜辺。期間中天気が良かったので「月明かりの道」とイカ漁の「いさり火」が溶け合って幻想的幻想的(写真)。思わずのぼせてしまいそうになるほどお風呂に浸かって夜空を眺めていた。
んでもって2日めは月食の日。昼間からワクワクしていたけれど、見事に小一時間のあいだ露天風呂にて月食を楽しめた!思っていたよりも早いスピードで三日月から満月へ。。。。。

だけどこの4年間、夜間学校で慣れない勉強をしたせいか確実に視力が落ちている(もちろん夜間の学校といっても教室は明るいけど・・・あ、そんな風に思う人はいないか、ハハ)。何だか急激に落ちたのはこの1年かな?もともとガチャ目気味だったけど両目とも全体的に落ちてる。目の疲れもとれにくくなってるし、年齢もあるかぁ。だから夜空を見上げていても、片目閉じてみたり、手のひらで筒をつくり覗いてみたり(カメラみたいに露出が下がってよく見える)・・・。

よし遠方凝視を心がけよう。

2007年8月25日土曜日

下北沢


23日は下北沢でイベントライブがあった。
「ぶんやともあき」の2人と「[ma]」の2人。みんなとはチョイと久しぶりなんでとても有意義だった。順番に互いの曲をカバーするという音輪(おんわ)企画。[ma]の2人は「All night long」をカバーしてくれた。これは予想外。リハーサル中、ちょいとした作業をしていた時に「ねむ~りたいんだぁ~よ~♪」なんて始まって「へぇ~、何かに似ているなぁ」って思っていたら「All night long」でビックリ。着けてくれたコード感も僕のと違ってとても綺麗に仕上がっていた。感動。僕は僕で「ぶんやともあき」の「月に空」という曲をカバーさせてもらう。いい曲なんだこれが。キュンとくる。ぶんくんの声、歌い方がいいんだよね。かなわないかなわない。最後のセッションはみんなで「空よ」。普段あまり歌わないぶんとものまっさんと[ma]のmayuちゃんが歌ってくれたのにも驚き。愉しかったぁ。

下北沢はいいねぇ~。偶然にもそのライブハウスに昔の仲間が働いていた。懐かしい懐かしい。
「なんであのころあんなに愉しかったんだろね~」
なんて盛り上がった。もちろん今も愉しい(写真は打ち上げ。暗くて顔が映らずこんな写真。ってビールの宣伝みたい・・・)。
「今日という日がまたひとつ歴史になる・・・」なぁ~んて大袈裟な
ことを考えていたらあっという間に打ち上げ時間が過ぎてしまい帰路へ。またきっと彼らとは何かしら音楽で遊ぶでしょう~~。

2007年8月21日火曜日

残暑お見舞い申し上げます。


残暑お見舞い申し上げます。。。。あづいねぇ・・・

先日の「晴れたら空に豆まいて」での「新潟沖地震チャリティーイベント」も無事に終えられた。久々の今西太一氏(和製トムウェイツと僕は呼ぶ)の歌声にしびれたり、チラシをみて地方から来られた方にも会えたり、インザスープの中尾くんとも盛り上がれたり(写真)、とても有意義なイベントだったのではないかなぁ。とにかく今回の新潟沖地震は前回の地震にくらべてボランティアや募金の感じも尻スボミらしいので何かしらの役にたててればいいなぁ・・・・。

今月中旬は悲しい出来事もあった。
かつて所属していた事務所の制作宣伝を担当していた方がなんと49歳という若さで亡くなったのだ。クモ膜下出血。なんの前触れもない他界。お通夜にお伺いした。最近は音楽著作権関係の仕事で働かれていたとのこと。まだ若い2人の子供を残してのその出来事は切なく感じた。その当時、お世辞にも僕は円満退社というわけではなくバタバタドタバタしたので、その後その方とは接触していなかった。13年ぶりの再会がこんな形とは・・・。作る作品、作った作品のことで当時ほんとに真剣に直接色々と議論しあった仲で、思い起こせば、若かった僕は随分と不躾で失礼な言動を投げつけたこともあった。共通の知り合いの音楽関係者が「つい最近も彼と呑んだんだけど『陣内はどうしてるかなぁ』なんて言ってたよ」と教えてくれた。もういちどこの年齢でゆっくりと直接語ってみたかった。今だから語れることもたくさんあったはずなのになぁ・・・。
そんなわけで13年ぶりにお通夜で再会した当時の社長を始めたくさんの音楽関係者。まるで「ニューシネマパラダイス」の主人公が故郷に帰った時のシーンのように、みんな知ってる顔なんだけれど何だか特殊メークをしているように少々老けている(もちろんこの自分自身だって向こうから見れば同じ!)。なんだか「中途半端に故障したタイムマシーン」にのってきた感じ。。。
僕にとってはとにかくあの時代は熱かったし濃かったしガムシャラだった。もういくら再現しようったって無理。

今週はイベントがあるから、せめて彼が好きと言ってくれてた曲を歌おうかな。

2007年8月6日月曜日

快気祝いライブ


たくさんのお花やプレゼントや、もちろん様々なメッセージや・・・
快気祝いライブ、無事終了。感謝!足を運んでくれた方々、遠くから思いを馳せてくれた方々、本当にありがとー!

いや、そもそも「快気祝い」というくらいだから、ご心配かけた人や見舞ってくれた人に対して「お返し」的な心づもりだったのが、終わってみればエネルギーをもらったのはこちら側だったという「ありがたい一晩」だった。

打ち上げでメンバーみんなで語っていたのが
「ほんとスゴクいいお客さんだった。素晴らしくて感動した。」
そんなテーマ。この感覚を信じて次回も気張ろう!と皆で固く握手をし合って散会したのだった。

ご多分に漏れず、もちろん僕だって綺麗ごとだけではなくネガティブなことも含め自分自身を抱えて背負って生きている。だけども昨晩は「歌える喜び」、「聴いてもらえる喜び」、大袈裟には「生きている喜び」、「出会えた喜び」、なんだかそんな要素がまるで全ての答え(応え)のように僕を包んでくれた。

ありがとう。また明日からも頑張れる。