2007年7月28日土曜日

アツイ一日


昨日は真昼間から8月5日の為のリハだった。もうね、はっきりいって僕以上に色々な曲に思い入れのあるメンバーなのでアツいアツい。そもそも選曲からして「あ~でもない、こ~でもない」。そりゃ百数十曲の中からの選曲なんで時間はかかる。4月の「ひとりよがり」では相当マニアックな選曲をさせてもらったんで今回はまた違う角度のつもりだけれども、20年来の同志達だけに皆さん僕以上に「陣内大蔵」だったりする(笑)。「陣ちゃんはそうかもしれないけれど、陣内大蔵ってのはね・・・・云々」実際そういう彼らのような実際関ってきてくれた人間の心血注いだ「陣内論」に僕の20年間の屋台骨は支えられてきた。ま、しかし音を出してみるとまた実際のイメージが変わってくるので微調整。選曲は落ち着くところに落ち着いたけれど、つまりリハスタの中は皆かなりアツい。あと2回ほどリハがあるけれどどうなることやらこのアツさ。いや、アツいといっても分かりやすいアツさではなくて、キチンと年齢に合ったいい感じのアツさ(20代だったら掴み合いになってたかもしれないけれども・・・笑)。本番が楽しみだ。しかし今回の僕個人の実感としては、本当に「歌える」ということだけで120%アリガタイ。そんな心づもりで8月5日に臨む。

リハ終わりで、夜はこれまた某氏とのアツい交わり。この某氏という方とは稀有な関係。そもそも僕にとっては中高の1つ上の先輩。10代中盤からのお知り合い。彼はギター、僕はドラム&ボーカルだった。彼の進んだ音楽の世界は僕とはちょっと種類が違ったけれど、いまだに「素晴らしい音楽」を中心にこだわって生きている方。色々な話をしたけれど、確かにスピードが速い音楽業界はもうすでに自分が把握している世界とはズレがあるし、そこに疑問や問題提起をしたくなる状況があるかもしれない。彼はそんな業界の渦中にいるので色々と語りあえた。不思議といつもこの方と話をすると自分が最近気を揉んでいたことなんかとシンクロするテーマになる。もちろん笑いあり、そして時にはお互いグッとくる涙ありのその「音楽と生き方」についての交わりは夜半まで。気が付けばテクテクと歩いている深夜の帰路で今年初めてのセミの鳴き声(多分産声)を聞いた。

もうすっかり夏だ・・・
確かにまだ空模様は夏っぽくないかなぁ。
しかし梅雨前線の位置がどうであろうと、もう夏だ。

BGM/jimmy scott

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